おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.122「愛編83工房」

ペコちゃんコレクターとして、その世界では有名なPappy3 のご自宅は、
アンティークなドール達をはじめ懐かしいものでいっぱい。インタビューをしている間も
目に入ってくる品々が懐かしさと同時に一瞬にしてタイムスリップしてしまいました。
今回は、「愛編83工房」さんです。

Q. 愛編83工房の屋号はどんないわれでつけられましたか?

「語呂合わせっぽいのですが、アイアムPappyさんで、愛情を編むという意味を込めています。そして、Pappyは飼っている犬の名前で、ヨークシャテリアになります。4代ずっと同じ名前をつけています。」

Q. 共同出展者の三輪きぬ子さんはどんな方ですか?

「母になります。4年前に亡くなりましたが、今でも気に入っている写真なので、インフォではあの写真を使わせていただいています。母は編み物が一番得意でした。飼っていた犬に着せたくても、昔は犬用のセーターや服がとても高かったので、自分で編むために、編み物を習いに通い始めました。」

Q. 羊毛フェルトで本当に小さな動物を作っておられますが、何種類ぐらいありますか? どの動物が得意ですか?

「動物の種類は犬だけです。犬種を色々作っています。犬好きな人が、自分の飼っている犬の犬種があると喜んで買って行ってくれ、店先で涙した人もいました。フェルト作品は、手づくり市に出展することを考えた時に、編み物だけだとシーズン的に限られることもあり、取り組みました。フェルト作品作りの先生をしている友人に見せたら、売り物にしても大丈夫と言われたので、商品として作り始めました。」

Q. フェルトの動物たちに合う帽子なども
手編みされているようですか?

「そうです。季節によって使う毛糸を変えていたりもします。」

Q. 手の込んだ細かい作業はどうして上手く
続けられるようになったのですか?

「三輪観光物産製造所という屋号で、父が京都三大祭のミニチュアを作っていました。内職仕事のように手伝ってくださる方に混じり、子供の頃から、細かい作業の一部を手伝っていたりしたのが続けられている理由でしょうか。」

Q. 寒い季節になりますとニット作品も並ぶのですが、他の方とは違う色合いが目を引くのですが
色選びはどうされていますか?

「糸選びとして、手染めの糸を制作されている野呂英作さんの糸が大好きなので、昔から高額な糸ですが、自分が編んでいて楽しくないのは、出来上がりの作品としても楽しくないのが出来上がってしまうと信じていることもあり、自分が好きな毛糸を使って楽しく作っています。色選びに関しては、昔テキスタイルの仕事として西陣帯のデザインをしていた頃、和の色合いを勉強していたこともあるので、そこからインスピレーションされた色選びになっていると思います。」

Q. どんなきっかけで手づくり市に出展されるようになったのですか?

「父が亡くなり、母は、夏には畑仕事などのやることがあるのに対し、冬は畑仕事がないため、一緒に住むようになりました。そうなると冬の間やることがなく、手持ち無沙汰になるので、編み物を始めることに。手づくり市に出展して、自分の作品が売れるようになると嬉しくなると思ったこともあり、それがきっかけになります。」

Q. これからの目標などを教えてください。

「ペコちゃんを始めとするアンティークな人形がたくさんあるので、ミュージアムを作りたいと考えています。」

大きいものだと持っていける量にも限りができてしまうこともあり、羊毛フェルトの作品は、小さいサイズを選んだとおっしゃっていましたが、とても細かい繊細な作業を厭わず続けておられるのは、愛犬Pappyへの愛だと感じました。

掲載日2022.7.13

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