おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.54「泰青庵」

今回は岐阜の土岐市に工房を持たれ、
手づくり市で人気の陶器屋さん
「泰青庵」におじゃまします。
 昔、この多治見一帯では、地域ごとに
作る陶器の役割が決められ、創る作品にも
制限があったそうなのですが、
今はそれもなく「泰青庵」では代表の林喜和子さん、
息子さんの林宏泰さん、娘さんの里恵さんの三人が、
それぞれ責任ある役割の中で
オリジナリティに富む作品を創作されています。

Q: 屋号である『泰青庵』のいわれを教えてください。

(喜和子さん)
「息子の名の一文字である泰は安泰などと
 縁起の良い言葉なのでそこから『泰』、
 それに染付の『青』を加えて名付けました。」

Q: 林さんの家は代々陶器を
 家業にしてこられたのですか?

(喜和子さん)
「亡くなった主人の本家、私の実家も窯を持ち
 陶器を作っていました。私は、主人が亡くなった後に
 息子と一緒に泰青庵を始めました。」

Q: 泰青庵さんはご家族で陶器を作っておられるのですか?

(宏泰さん)
「僕はろくろと絵付けをしています。」

(喜和子さん)
「私と娘は絵付と、皿などを作るたたらと
 手おこしをします。」

Q: 最初に手づくり市に出展された時よりも
形も豊富になり、絵付も斬新になってきていて
見せていただくのが楽しみになっているのですが、
そのアイディアは誰がだされるのですか?

(喜和子さん)
「自分たちが考えてですね。(笑)」

(宏泰さん)
「とにかく、各自で形を作り、絵付けをしてみる。
 後はお客さんの反応を見てからですよね。(笑)」

Q: 家族会議などはないのですね。

(宏泰さん)
「家族の批判はありますけどね。(笑)
 やはり最終的にはお客さんとの話ですね。」

(喜和子さん)
「各々の個性はありますが、一番はお客さんですよね。
 直にお客さんと話をすると色々とアイディアを
 いただくこともありますしね。」

Q: 泰青庵さんが手づくり市に出展された
 きっかけは何ですか。

(喜和子さん)
「6年位前に、昔からの仕事が減ってきて
 手持ちの在庫を販売するのに神戸に行っていました。
 そうしたらそこの方が、もっと近い京都に
 百万遍さんの手づくり市があるのを教えてくれました。
 最初はなかなか通らなかったのですが、
 全国からお客さんは来るし、外国からも
 来てくれる方がいて。」

(宏泰さん)
  「ここでやってみたくなりましたね。」

Q: 泰青庵さんの美濃古染め焼きの特長はなんですか?

(宏泰さん)
「美濃古染め焼きはあまり知られていないのですが、
 白地に絵づけをする陶器です。これに使う土は、
 ここ一帯で磁器に使う土と美濃部でとれる
 土物の土を混ぜ合わせて、創っています。
 手づくりでしか出せない使い込んだ時の風合、
 触れた時のなじみの良さを出しています。」

Q: 手づくり市に出展され、泰青庵さんとして
 工夫されていることはありますか?

(喜和子さん)
「私たちの創ったものは見ただけでは分かりにくい
 部分がありますから、工夫したところなどをちゃんと
 説明するようにしています。

(喜和子さん)
「私たちの創ったものは見ただけでは分かりにくい
 部分がありますから、工夫したところなどをちゃんと
 説明するようにしています。

Q: これからの泰青庵さんとしての夢を
おしえて下さい。

(宏泰さん)
「デパートさんやホテルさんと直接に近い立ち位置で
 仕事ができたらとは思います。
 コストの面でもそうでないと無理なケースが多いのです。
  少しでもこのケースを増やしていきたいと思います。」

泰青庵さんでは買っていただいた商品を
配送してくれるサービスを実施しています。
ですから、
重くて持ち帰れないと心配することなく、
御安心してご来店ください。。

掲載日2016.9.13

画像