おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.46「HerbieRabbit」

Q: 屋号になっている『ハービーラビット』の
由来はなんですか?

(野口隆男さん)
「以前はハーブが趣味だったのです。
 静かに流行っていて、健康にもよく、料理等にも
 アクセントになりますよね。滋賀の道の駅の
 ハーブガーデンで栽培して楽しんでいました。
 そのお店のスペースにウサギの木工作品も並べたのです。
 販売にはお店の名前が必要だったので、両方の名を
 入れて名付けたのが『ハービーラビット』でした。(笑)」

Q: それで市にもローズマリーの小枝を
持っていらしていたのですね。

(野口さん)
「いつも剪定を兼ねて切った枝を持ってディスプレイ
 にしています。森の香りがするので。
 工房の庭にたくさんありますから、
 お持ちになってくださいね。(笑)」

Q: 今は木工の仕事をされていますが、
以前からですか?

(野口さん)
「私はパソコンが登場する前から超大型コンピュータ
 の開発エンジニアをしていました。
 その反動か、週末には家庭菜園や木工など
 自然に親しむ楽しみを始めていました。」

(野口英子さん)
「ごはんの時以外はずっと工房にいましたね。(笑)」

Q: それでお辞めになってから本格的にされたのですね。

(野口さん)
「誰にも師事せずに、独学、試行錯誤で
 作っていました。」

(英子さん)
「家でごろごろすることもなく、材料や工具を
 買う以外はお金も使うこともなかったですね。」

(野口さん)
「娘がドイツに住んで居るので、そこを拠点に3人で
 気儘にヨーロッパ巡りをするのも楽しみのひとつ
 です。素敵な田舎の風景写真を撮りまくります。(笑)」

(英子さん)
「この人は、目標をもって遊び、働くんです。」

Q: 作品を見せていただいて、先ず目に入ってくるのは
 色々な木で作られた色鉛筆ですけど、
 このアイディアは?

(野口さん)
「思いついたきっかけは、自然の物が好きだったことと、
 木の触感や様々なカタチが面白いと感じたことですね。」

Q: これだけの木を集めるのは大変だったのでは?

(野口さん)
「素材は自然と集まってくるのですよ。(笑) 近所の植木屋
 さんから剪定をしたたくさんの枝をいただいています。
 山で焼却するのはかわいそう。みかん、樫の木、月桂樹と
 色々な木をバサバサと持ってきてもらいます。
 それを1年間乾燥させるところから始まります。」

Q: 野口さんがお好きな木は?

(野口さん)
「庭にもありますが、月桂樹が好きですね。
 木は切った時期とか、空気とかで各々違いはあるのですが、
 加工すると良い匂いがします。その中でも桜の
 甘い匂いが好きだったりもしますね。
 白樫などは硬くて作るのに少し苦手だったり、
 クーピー (色の芯) との相性の良し悪しも
 あったりしますしね。(笑)」

Q: 色鉛筆作りは結構手間がかかるのですね。

(野口さん)
「そうですね、木の加工は出来上がった見た目よりも、
 工程がとても多く手間が掛かるものなのです。長年やると色々な知識を得ますよ。」

Q: 屋号にもなっているウサギ作りは?

(野口さん)
「最初はかなりの量のウサギのオブジェを作りましたよ。市のお客様から
 リスを作ってくださいのオーダーとかもありましたね、でも今はなかなか
 手が回らず作れなくなりました。(笑) 自称、木工ウサギ職人と云っていますが、
 感性をカタチにするその材料が天然木だったので、さまざまな作品を試みました。」

Q: フォトフレーム、色鉛筆、うさぎ木工品、トランク型ディスプレイボックス
と色んな作品がありますが、お客様はおいくつくらいの方が多いのですか?

        (野口さん)
「18歳から88歳までぐらい?
 女性の方が作品を見て触って、「すごーい!」と驚かれる表情が好きなんです。(笑)
 市に来て下さるお客様はよそに無い物を求めて来てくださる、だからそれに応えたい。
 乙女心をくすぐりたいのですよ。」

Q: そうですか。旦那さまはこうおしゃって
いますが、奥さんから見ての旦那さまは?

(英子さん)
「アホじゃないかとも、変人かなとも思います。
 でも、作る姿を見ていますから凄いなぁ~と思います。
 それでお店番だけですけど百万遍さんだけは
 手伝いにいくのです。お客さんの反応を見ることも
 楽しみですし。」

Q: 「これからの夢はなんですか?

(野口さん)
「この先に作りたいものは、まだまだたくさんあるのですが、
 今は手掛ける作品を充実させることが
 大切だと思っています。」

(英子さん)
「私は何も期待しないでみています。
 お父さんは自分のことしか考えない幸せな人ですから。(笑)」

この工房には言葉では書ききれない「二人三脚」ご夫婦の創作空間がありました。
これからも手づくり市に来られるお客様を、ずっとずっと驚かせてください !!

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