おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.34「森井ファーム&森井長左衛門カフェ」

 今回の「おじゃまします」は
 宇治茶の主産地である木津川市にお住まいの
「森井ファーム&森井長左衛門カフェ」さんの処に
 やってきました。

 見渡す茶畑の広さは25反、
 開墾されたのは屋号になっておられる
「森井長左衛門」さんだそうです。

 今は4代目である森井正和さんが後を継がれ、
 やさしい笑顔の持ち主である奥様の森井友美さん
 とお二人で宇治茶をつくり、
 手づくり市に出展されています。

Q: お茶屋さんとお茶農家さんの違いを教えていただけますか。

(正和さん)
「農園をもってお茶を育て、
 茶葉をつくるのが「お茶農家」で、
 そのお茶を買い取り販売されるのがお茶屋さんです。
 お茶屋さんは合組(ごうぐみ)と言って
 仕入れたお茶を独自にブレンドされて販売するのです。」

Q: 何故、森井さんは販売もされようと思われたのですか?

(正和さん)
「お客様と接点がない私たちは、茶葉の入札金額で
 出来不出来の判断をしてきました。
 以前からお客様の声を直接聞きたいと
 思っていたところ、繁忙期に手伝いに来ていた若い子から
 手づくり市の話を聞いて、出展することで
 お客様との接点が出来ると思い3年前から
 販売も始めたのです。」

Q: 市にでられてどうですか?

(正和さん)
「お客様の声や、同じ出展者さんたちとの話が
 とても勉強になります。
 何より顔を合わせ『おいしい!』との
 声をいただけると、お茶をつくる励みにもなります。」

(友美さん)
「心を込めて育てたお茶を飲んでいただいて
 楽しんでもらいたいと思っています。」

Q: 販売されるとお仕事が増えて大変ではないですか?

(正和さん)
「大変ですが、商品全て手づくりで出来るので、
 やりがいがあって楽しいですよ。」

Q: 商品名なども自分たちで考えておられるのですか?

(友美さん)
「商品には、長女の葉月、長男の太陽、次女の風花と、
 子供たちの名前や関連した名を付けています。
 お茶には子供達と同じでそれぞれに個性があるのですよ。」

 

Q: パッケージの文字はどなたが書いているのですか?

(正和さん)
「私が書きました。友美は書道を習っていたので上手いのですが…」

(友美さん)
「主人の文字は味がありますから。(笑)」

(正和さん)
「宇治のお茶は高いですが、自分たちが商品にすることによって
 少しでもお求めやすい値段で販売出来ればと思っています。」

Q: 市には外国の方もいらっしゃいますが
 反応はどうですか?

(正和さん)
「色々な国の方に来てもらっていますが、
 反応はすごく良いですね。(笑)
 自分の作ったものが海を越えていくと思うと
 嬉しいですし、夢を感じられます。」

Q: 日本では緑茶離れがあるとの話も聞きますが。

(正和さん)
「お茶の作り手としてさみしく思いますね。
 市でお茶を飲んでもらえることは、
 お茶の良さを知ってもらえるチャンスの場だと思っています。

 お茶は、気候や自然の影響で、その年その年の味があります。
 ワインのように、違いを楽しんでもらいたいと思います。
 緑茶だけではなく、紅茶もつくって販売しているんですよ。」

(友美さん)
「もっと身近にお茶を楽しんでもらえるように、
 ティーパックのお茶もつくっているんです。
 急須をお持ちにならない若いお客様にも、
 まずは気軽にお茶を楽しんで頂きたいと思っています。」

Q: お茶農家さんならではの茶葉を使った
 料理などがあれば教えて頂けますか?

(友美さん)
「緑茶のかぶせ茶を淹れた後の茶殻を、
 かつおぶしとポン酢であえても美味しいですよ。

 また、茶殻をニンニク、じゃこ、ごま、しょうゆを、
 ゴマ油で炒めた韓国風味もおすすめです!」

Q: 試食させていただきましたが、ご飯もすすみ
 ますし、充分にお茶受けにもなりますね。
 お茶を飲んだ後でも茶葉を捨てずに使えるとは
 良いですねぇ~。
 市に行けば
 レシピも教えてもらえるのですね。(笑)

(正和さん)
「お茶は人の気持ちをなごませたり、会話をはずませたり、
 日本人のおもてなしの心へ通じる良さが
 たくさんあると思います。
 ですから、これからも多くの人に
 お茶の良さを広められたらと考えています。」

お茶のおいしい入れ方は、お湯の温度とお茶の分量とのこと。
森井さんも市で毎回おいしいお茶をだせるように、
事前に必ずお茶の量は測って準備をしているそうです。
また、茶農家ならではの商品も「森井ファーム&森井長左衛門カフェ」で
買えますのでこれは是非お試しください。 

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