おじゃまします!手づくり市出展者さま Vol.13「龍善窯」

昔から 絵を描いたり、
物を作ることが好きだった梶田さんは
京都府立陶工高等技術専門学校に進み、芸の道を志しました。
卒業して2年、他の陶芸家(作家さん)で修行したのち「龍善窯」として独立しました 。

 

Q: 梶田さんが手づくり市へ出展されて、どの位になりますか?

「今年で4年目、
最初は一木手づくり市、今の梅小路公園
手づくり市からでした。

実を言いますと、10年前、百万遍さんの手づくり市に
1年ほど出展していました。
その頃は、今と違いゆっくり時間が流れている
感じでしたね。」

Q: また、市に復帰された理由は?

「この近辺も不況のせいか、
歩かれる人が少なくりました。
そのため、店でお客さんを待つよりも
積極的に売出ようと考えたからなのです。」

Q: そうですか。
手づくり市に出展されるにあたって、
心がけておられることは何ですか?

「一番は、隣近所の方々に声を掛けてから、
仕事を始めることですね。
自分の居る場の空気が和んで雰囲気が良くなります。
そうなると市全体の空気までが良くなり、
自然にそれを感じとってくれるお客さまが、
集まってきてくれていると思うんです。」

Q: 確かに、それは大切なことですよね。
では、お客様に陶器を売る時の、お客様との会話のポイントは?

「僕の場合は、
『手軽に触ってみてください』と声をかけています。」

Q: 陶器は軽さ、さわり心地の良さ、使いやすさ等
工夫されたところは、見ているだけではわから
ないですよね。
それでも、この青色の器は、
今までに見たこともない素敵な色なのですが、
これを作られた経緯は?

「制作していたものに、自分というものがなかったこと、
明るい色が好きなのですが、果たしてそれらの色は
器にあうのかと問われたりしたので、是が非でも、
器に合う、自分だけの色を持ちたい … …
そんな思いから素材や釉薬や温度を暗中模索し、
3年前にやっとたどりついた自分の色なのです。」

Q: その青が 今、手づくり市で
『青色食器の梶田』と称されているのですね。
他の方がこの色を作られないと言うことは、
この色にはたくさんの秘密があるのでしょうね。

「えっ、まぁそうですね。」

Q: でも、3年前なのですか… もう20年以上陶器にたずさわられていますよね。
梶田さんの焼き物は、素焼きを見ていても、何か凛とした空気を感じさせてくれますね。

「そうですか。(笑)」

Q: 話は変わりますが、今は静かな作業場ですが、
何時もこんなに静かなのですか?

「まぁ、普段はFMラジオが流れていますね。」

Q: 好きな方はいます?

「絢香さんは好きですね。
ジャンルとかは良くわからないですが、
流行っているものは何でも聞きますかね。」

Q: そうですか。
最後に、
梶田さんのこれからの夢を教えてください

「それは、自分の作ったものを
一人でも多くの人に使ってもらうことです」


そう言い切られた梶田さんからは、凛々しさを感じ取れました。

机の上に陶器ではなく
素敵なハートの椅子がありました。
お店のカード置きとして制作、陳列していたら
注文をいただいたそうです

確かにその椅子の上には、
心を惹かれる何かが座っていました。

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